KOL special contents ⑧
浜名湖BBG
とんでもない爆発音と水飛沫を残し、空間が歪み、時が止まるような一刹那。
思い描いた妄想が、目の前でいざ現実となった時の感情は何物にも代え難い。
ビッグベイトでしか味わえない感情である。
そんな瞬間が皆様にも訪れることを願い、
今回のコンテンツでは浜名湖ビッグベイトゲームについて綴ってみたいと思います!
まず初めに、
ビッグベイトの釣りについて。
強いタックル、大きなルアー、太い糸、ハリを使い、それを扱う力も大きくなる為、安全面に関して、普段以上に十分に気を使って釣りをして頂きたいです。
はじめてビッグベイトに挑戦する方は、タックルやラインシステム、キャストの仕方など、釣具屋さんや、知識のある周りの方にアドバイスをもらいながら揃えて始めていくのが良いと思います。
参考までに、僕の使用しているタックルを載せておきます。

4ozまでを扱うタックル
ロッド:Quadfishingtools heaven BSL7844C-HF
リール:シマノ13メタニウムHG
+夢屋深溝スプール
ライン:PE3号 100m
リーダー:シーガー グランドマックス 8号
スナップ:86lbクラス

4oz以上を扱うタックル
ロッド:Quadfishingtools カスタムロッド
リール:シマノ08メタ二ウムMgDC
ライン:PE4号 80m
リーダー:シーガーグランドマックス10号
スナップ:BKK FASTSNAP-41 SIZE#4
結束部、リーダー、スナップに関しては、僕は毎釣行新品に交換しています。
またリーダー長さはリールに巻き取らないくらいの長さがおすすめ。
リールに結束部が入ると、キャスト時にトラブルが起きやすいです。
バス用のビッグベイトロッドでロッドガイドが小さい場合は、リーダーを短くして結束部をトップガイドにも入れない方法もあります。(キャスト時のたらしを少し長くする)
その他タックル面などで不安な事があれば、King of Lake実行委員宛に質問して頂ければ
と思います。

PEとリーダーの結束はFGノットがおすすめですが、
自分が自信のあるノットでいいと思います。
スナップ部は、巻き結びにハーフヒッチを7回前後+エンドノットで僕は
結束しています
現場で急ぎの時はハングマンズノットも使います。
さて、ここからは釣り方に移りましょう。
浜名湖のビッグベイトゲームで魚を釣る上での状況として、僕は経験上、大きく分けて3
つの状況があると考えています。
1つ目は、「コノシロの群れ」
2つ目は、「マイクロベイトの群れ」
3つ目は、「神出鬼没の1発」
です。
まずは1つ目、「コノシロの群れ」
これは、ビッグベイターの方は一度は耳にしたことがあるでしょう。
コノシロという大型の魚がベイトになるわけですから、ビッグベイトで釣るというイメー
ジが湧きやすい状況ですよね。
浜名湖のこのコノシロの「群れ」は、初夏と晩秋の2回出現します。
初夏は、外洋からコノシロが産卵に向け浜名湖に入ってきます、その入湖する過程で、
川幅の狭い表浜名湖エリアではコノシロの密度が上がり「群れ」となり。
それを狙って、大型の青物やヒラメ、シーバスがコノシロを捕食しています。
青物がからみ、スーパーボイルも起きるので、比較的簡単にビッグベイトで魚を釣ること
ができるのでおススメです!
突然ヒラメが体丸出しで突き上げてきたり、
https://www.instagram.com/reel/C6qAs6TP4vE/?igsh=MWZ3cHF3Z3VqNjFxbw==
(ジップベイツ様公式Instagramより)
何かと反応が多く、楽しめます。

メガバス メガドッグ220
ドックウォークがとてもしやすく、特有のラトル音でリズムを掴めるので、誰でも簡単に扱えるビッグペンシル!
フックアイがすべてスイベル仕様なのも好ポイント!

シャローで流れもある為、トップウォーター系ルアーがコントロールしやすい
そして晩秋のコノシロの「群れ」。
まさにこれがシーバスコノシロパターンの代名詞となる状況であり、King of Lake ~Big Bait Game~のキーにもなると考えています。
この時期のコノシロは、冬に向けて深場に移動を始めます、浜名湖各所のコノシロが中央航路や中浜名湖の水深のある場所に移動し、「群れ」となります。
(最終的には外洋へ向かう個体が多い)
それを狙い、産卵を控えたその時期のデカイシーバスが一気に捕食に入る!という僕のイメージ。
シーバスをビッグベイトで釣るには、一番爆発力のあるタイミングだと感じています!


ハマればランカークラス連発の夢のようなタイミング!東京湾にも劣らない爆発力が浜名湖にも存在している。水深のあるエリアなので、DREAMEXPRESSLURES ピンキーデラックスはおすすめ!ジェットコースターターンと呼ばれる、ストロークの長いジャークをすると生まれるアクション!これを1回入れる度、レンジを下げて狙っていけるのは他にはない強みである。
お次は2つ目の状況「マイクロベイトの群れ」です。
春先になると各所で見かける、ハクやチアユのマイクロベイトを捕食している状況です。
マイクロベイト喰いのシーバスといえば、ボイルはしているのに、なかなか釣れない、バイトはあっても掛からない、など難攻不落のイメージがあり、対マイクロベイト用ルアーでもハマって爆釣!とはなかなかいかない状況。。。
ビッグベイトも同じだと感じています。爆釣はしたことないですが、ただ、釣り方の引き出しとしてはアリ!という感じです!
ビッグベイトのシルエットでマイクロベイトの群れを再現するイメージで僕は使っています。
なので、群れを散らす!のではなく、どちらかといえば溶け込ませるような感覚。
(散らすと、その散った方にバイトします笑)
ルアーには入力してアクションはさせますが、水を押しアピールさせるアクションではなく、ルアーを食べやすい場所、方向に移動させるアクションを意識しています。

流入河川やその河口エリアを中心に見つけることが多いが
画像の部分以外にも、
浜名湖の多くのエリアで見つけることができる



方向性のコントロールのしやすさはDRT クラッシュ9が抜群!
思った通りの方向へコントロールでき、移動幅の調整もラインスラッグを使えば安易に可能。
DREAMEXPRESSLURES ピンキーデラックスはよりナチュラルにドリフト気味に使用することでジョイントの数を生かした動きができ、流れに溶け込ませやすくなる。
またどちらもカスタムパーツがあり、その日の風向き、潮の具合などで、動きの調整をしていくのも面白い。マイクロベイト喰いでもランカークラスが飛び出すことも!?
ここで一つ!マイクロベイト喰いのシーバスの掛かりにくさを、少しでも掛かるよう、おすすめのフック紹介!!!
クラッシュ9のフロントフックをRYUGIピアスクアッド!これの2/0に変更しています。
4点ポイントに刺さり抜群の細軸、何より細軸でいて高弾性!復元力が素晴らしい。
さらにスイベル内蔵で捻りにくく、曲がりにくく、折れにくい!
特化させた部分の弱点を補うところまで1つの製品の中で完結させた凄いフック。
センターの4本を結合している部分は海水使用だと少し錆びやすいですが、フックとしての耐久性はかなり高く、パワーファイトでも安心して使えています!!!


信じて投げ続けるには、ルアーの見た目やカラーリングでモチベーションを保つのも大切!!
DREAMEXPRESSLURESトリプルデラックスのレッドヘッド!
ジャイアントサイズのルアーで、レッドヘッドというカラーの根源を矛盾させるカラーリングに惹かれてしまった。
思わず叫んでしまうほど感情爆発するのがこの「神出鬼没の1発」!
そして最後3つ目!「神出鬼没の1発」
上記2つと比較すると抽象的な表現になりますが、、、(笑)
再現性のない、言うならばどの状況でも起こりえる偶然の1発です!!
この1発を出す指針となるのは、妄想やイメージを膨らませて投げ続けることが重要だと思っています。
普段、バイブレーションやミノーで攻略しているエリアでも、ビッグベイトを入れてあげると予期せぬ発見があるかもしれません!
こんな感じで、大きく3つの状況を書かせて頂きましたが、あくまでも、僕が浜名湖で昼間のボートでのビッグベイトゲームで体感し考察した内容です。
もっと他の考察もあったり、ナイトゲームやおかっぱりだと全く違う考察になる事もあると思います。
同じ1つのビッグベイトでも動かし方も人それぞれ、フックサイズや浮き姿勢、ウェイトチューニングにカスタムパーツなどなど、、、
本当に多様性のある釣りであり、だからこそ、多くの状況、そして多くの楽しみ方が存在しているのがビッグベイトゲームだと考えています。
最後に
2025年11月2日開催のKing of Lake~Big Bait Game~では皆様のそれぞれのビッグベイトゲームの釣りを共有し、価値ある魚に出逢い、全国に浜名湖というフィールドのポテンシャルを証明しましょう!
皆様のご参加を心よりお待ちしております!!!


