KOL special contents ①
BLUE NOSE工房 ''Pottz''
「チヌトップ」口を使わせることがとても難しいチヌ族が水面を割って、時には狂ったように自分の操作するルアーを襲う様子は全釣り人が興奮する瞬間ではないでしょうか。
チヌトップ発祥の地、浜名湖。その歴史は2000年代前半に遡ります。
そしてチヌトップ専用ルアーとして、これまでに様々なルアーが登場しました。
最初はポッパー系。
スプラッシュ音があったほうがいいとか、ないほうがいいとか。形大きさも様々なものが登場しています。
多くは浜名湖名物えびすき漁でターゲットとなる、車海老を模したものが多いのでしょうか。えびすき漁の最盛期になると、まわりに何もないオープンエリアで突如ルアーの後ろに潜水艦のように背鰭が浮き出て、追尾し派手なバイトが飛び出す。そんなエキサイティングな釣りの立役者です。
次に注目されたのが、ペンシル系。ドッグウォークがメインのアクションです。
こちらは小魚の群をイミテートしたルアーが多い印象です。ポッパーに比べるとアクションが難しく、使い手によって大きな釣果差がでてしまう、、、しかしハマった時の爆発力は手返しの良さも相まって、ポッパーを上回るときもしばしばあるような。
最近新発売されるルアーはこのドッグウォークが得意なルアーが多いように感じます。
搦手として忘れてはならないのがスイッシャー系。
動かし方に無限の可能性を秘めつつ、無限の可能性があるからこそ使い手の頭を悩ませる。
使いこなすのが最も難しく、しかしそれだからこそ難攻不落のチヌに口を使わせることができる。必殺技的ルアーでしょうか。
そして2023年3月チヌトップルアーとして新しいジャンルのルアーが登場しました。
それが浜松市でハンドメイドルアーを開発されているBLUE NOSE工房のPopping Minnow "Pottz" ポッツです。
プロトタイプ品をいただき、正直半信半疑で見えチヌに投げたところ’’あるアクション’’で猛烈な反応を示しました。そのアクションとは無音でダイブしながら水中をミノーの様に蠢きそして、アクションを止めると急浮上する、、、’’Popping Minnow’’のアクションです。その日僕はPottzで自己記録となる55cmの黒鯛を釣り、大会で優勝しました。

55cmの黒鯛。pottz first fish
見えチヌを狙って釣るルアーとして最強クラスだと思います。
もう少し使い方・セッティングについて掘り下げます。
まず使い方としては、大きく分けてポッピングとダイビングの2つです。僕自身の体感として、ポッピングで気づかせて、ダイビングで食わせるイメージ。もしくは長いピッチのダイビングで気づかせて、短いピッチのダイブで食わせるイメージ。ポッピングは派手にダイビングはねっちょりと。コンディションに合わせてあげてください。正直、ポッピング:ダイビングの比率は1:9くらいです。
ダイビングすれば、リトリーブを続ける限りずっと潜っています。ここぞというところで急浮上させてください。ここが唯一無二の食わせどころです。
フックセッティングも重要です。パッケージには前#6,後ろ#8と記載があると思います。しかし僕は少し大きめのフックセッティングで使用しています。ボディーが太いのでそれに合わせてあげてください。
以上にしておきます。新ジャンルのチヌトップルアー、BLUE NOSE工房のチニング専用設計
Popping Minnow "Pottz" 。ぜひ使ってみてください。

歯型だらけのPottz

KOL2023では協賛品としてspecial colorの
Pottzを提供していただきました。