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KOL​ special contents ⑤

​浜名湖ボトムワインド

KOL​ special contents ⑤

​浜名湖ボトムワインド

2010年頃から浜名湖で急速に広まった『ボトムワインド』

オンスタックル社のZZヘッドとマナティを組み合わせたルアーでボトム付近を探る釣法です。

KOLのターゲットフィッシュ(浜名湖のルアーゲームでのメインフィッシュ)となる

・クロダイ

・キビレ

・マゴチ

・ヒラメ

・シーバス

上記5種に対して、どの魚をとっても釣果が望める浜名湖においてはオールマイティーな釣法の一つです。

マナティのサイズは75か90サイズ、ZZヘッドの重量は 3/8ozか1/2ozが基本となります。

マナティのサイズの使い分けは活性の高さを基準としています。

 活性が低い → 75サイズ

 活性が高い → 90サイズ

まずは時期ごとに

 初冬~春先  → 75サイズ

 梅雨頃~晩秋 → 90サイズ

で始めてみてバイトの質(がっつり喰ってきているか?あるいはショートバイトが多いか?)で

ルアーサイズをチェンジしていくのが良いと思います。

 

ZZヘッドの重量は水深を基準としています。

~5m以内 → 3/8oz

5m以上~ → 1/2oz

とはいえ潮の流れの速さや風速によっては底取りがしづらい場合もあるため、

まずは底取りができる重量を選ぶのが最も重要です。

場合によっては5/8ozを選択するのもアリだと思います。

筆者が考える『ボトムワインド』の最大のメリットは

1.オープンエリアでのサーチスピードが速い

2.多種のターゲットフィッシュに対してオールマイティー

この2つだと考えています。

オープンエリア.JPG

浜名湖中央部の砂地エリア

​こういった幅広いエリアを攻めるのに有効

またディープエリアもスピーディーに探りやすいため

​ディープエリア絡みのブレイクラインを攻められると他釣り人との釣果の差につながる可能性あり!?

「1.オープンエリアでのサーチスピードが速い」
 これに関しては2つの理由があります。
 ◇アクションによる要因
  ・リフト&フォール → 上下の誘い
  ・ダート      → 左右の誘い
  この2つで構成されており、ルアーを通す空間が広いこと
 ◇反応してくる魚の要因
  スピーディーなアクションの釣りとなるため、活性の高い魚が反応してきます。
  そのため活性の高いエリアが把握しやすいこと

「2.多種のターゲットフィッシュに対してオールマイティー」
 前述したとおり、浜名湖のルアーゲームでのメインフィッシュどの魚に対しても得手不得手が無く、

 安定した釣果が見込めます。
 やはりフラットフィッシュは魚食性が強く、魚のような形をしたルアーに対しての反応が良い気がします。

 

メリットばかりを記載しましたが、デメリットもあります。

デメリットは下記2点かと思います。

  • ハードボトムを攻めづらい

  • スピーディーさが故に活性が低い魚を釣りづらい

 

「ハードボトムを攻めづらい」

 下向きのトリプルフックが故に根掛が増えてしまいます。

 ハードボトムはブリーム系が着いていることが多く、エリアを絞りやすいという意味では釣果に結びつきやすいです。

 とはいえ、ハードボトム上についていない個体も周辺にはいるので、

 周囲の砂地を攻めてみるのが良いかともいます。

 

「スピーディーさが故に活性が低い魚を釣りづらい」

 活性が低い状態の魚がアクションについてこられず、捕食を諦めてしまうことが多々あります。

 高活性な魚の群れを探せるメリットは裏を返せば、活性の低い魚を見過ごしてしまっているという事です。

 ショートバイトがあるものの喰い切らない場合はフォローとして、フリーリグを通してみるのも手段の1つだと思います。

 また、活性が低いときにはアシストフックを工夫してみることをオススメします。

 オンスタックル×FishingDependence共同開発の「ワインドアシストワイヤー」は

 アシストワイヤーの重量が軽く、マナティの動作を妨げません。

 またトータルでルアー重量が軽い分、魚へ違和感を感じづらくさせるメリットもあります。

 アシストフックに関してはがまかつ社の「トレブルSpMH #10」が貫通性能がよく かつ 適度なサイズ感でオススメです。

 それでもショートバイトが多い場合はZZヘッドの重量を1/4ozにして更にルアー重量を軽量化してみましょう。

 ZZヘッド1/4ozを使う場合のセッティングは

  メインフック  → トレブルSpMH #8

  アシストフック → ワインドアシストワイヤー+トレブルSpMH #10

 としています。

 メインフックも小さくして、とにかくキレの良いアクション+ルアー重量の軽量化で

 フォール時間を長く見せるように心がけています。

ワインドアシストワイヤー_edited_edited.jpg

FishingDependenceの栁舘さんが

​浜名湖でテストしながら監修したアシストワイヤー

トレブルSpMH_edited_edited_edited.jpg

アシストフックには#10を活用している

1/4oz ZZヘッドのメインフックには#8を活用

​チヌトップの替えフックにも使えるので持っておいて損はないはず

オンスタックル様より

がまかつ様より

2024年のKOLは9月22日開催予定です。

夏が残っているのか?あるいは秋が進行しているか?

夏っぽさが残っているのであれば良型クロダイでウェイトを少しでも上げていくのが良さそうな気がします!

秋っぽさが進行しているのであれば良型ヒラメを狙ってウェイトのジャンプアップを目指したり、

オープンエリアのブレイク絡みでシーバスを狙ったりするのも作戦の一つですね!

時期的にはキビレが産卵に入っている可能性が高いのと、マゴチは産卵後でウェイトが伸び悩むことが予想されます。

クロダイ・ヒラメ・シーバスがお立ち台に絡む魚種になるのでは!?と勝手に予想していますが、

果たしてどのような結果になるのか?

いずれにしても『ボトムワインド』はKOLのお立ち台に絡める可能性があるメソッドの1つであることは間違いないでしょう

またボトムワインドと言えば

オンスタックル社の「マナティー+ZZヘッド」の組合せ1強といっても過言ではないかと思います。

(それくらい「マナティー+ZZヘッド」の組合せの完成度が高い)

この1強状態の牙城を脅かすようなルアーが生み出されるのか!?も筆者は密かに注目しています。

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